[コメント] 知りすぎた少女(1963/伊)
マリオ・バーバ流「ローマの休日」の過ごし方。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
老婆の死、背中に突き立てられたナイフ、おせっかいな見知らぬ人、開かずの扉、古い新聞の切り抜き、飛んで火に入るヒロインと旅先の相棒、等など。雰囲気作りは相変わらず万全なんだけど、どうにも展開が荒唐無稽色強すぎる・・・。ラブコメ色を盛り込むのが悪いワケではないけど、あの相棒が果たして何の役に立っているのかとか、あの仕掛けはヤリ過ぎだろうとか、ナレーションがあまりに安っぽいとか・・・。
しかし、テンポの良さと趣向を凝らしたカメラワークが楽しい(少々やり過ぎな気もするけど)。でも、いきなりのB級ならではの水着サービスはまだしも、逆巻く波は恥ずかし過ぎ。あまりの露骨さに思わず赤面。
(2007/2/11)
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。