[コメント] 春琴抄(1976/日)
観てるだけで…痛いです。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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当時アイドルとして確固たる地位を持っていた山口百恵は女優としても有名な存在だった。80年代になるとアイドル映画はアイドルの存在を示すためだけのどうしようもない作品が連発されるようになるが(山口百恵作品も後半になると酷いものになる)、西川克己監督は頑なに山口百恵を女優として扱ってくれたのが嬉しい所だ。初期の頃はそれでも硬さが残っていたものの、この辺になると流石に貫禄出てきて、難しい役を上手くこなしてる。三浦友和がサポートとしてちゃんと引いていながら、きちんと個性を出しているのが相乗効果を果たしていたと思う。元よりメロドラマ嫌いでありながら、あんまり抵抗なく観られたし。
ラストの“あれ”は観ているだけでも痛すぎて、そればかりが印象に残ってしまうのがちょっと問題だけど。
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