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[コメント] 女はみんな生きている(2001/仏)

ストーリーが進むにつれて、妻がどんどん綺麗になって、「生きている」眼になっていくのが素敵。(03.12.10)
ばうむ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ちょっと典型的かつ古典的な男尊女卑っぷりが描かれているけど、これはこの映画に限ったことじゃない。これに類することは今の日本でもまかり通っているなあ。

映画の中でも結局「男」は反省などしないし、「女」は意趣返し(?)をするにしても性(SEX)を使っちゃうし、結局なんにも変わっちゃいない。女数人で挑むには「社会的役割」っていう「男尊女卑」は大きすぎるのよ。だったらとりあえず自分達だけでもエスケープするのがお得。

男は外で稼いで、女は家で家事、っていうのが「社会的役割」ってくらいだから、社会はそれを暗に要求する。その期待にそむくのって、厳しいよ。普通の人はみんなに好かれたいし、社会に受け入れられたい。そうしたら、ちょっとくらい我慢しちゃうよ。

それに教育っていうもので「社会的役割」にそまっちゃってるからね。これから女性自身も抜け出すのは厳しいかも。男性自身が「お得」だから今の社会を変えないのと同じで、女性自身も「お得」になるよう発想転換すればいい、って考える人が大勢いるだろうしね。そうしたら受けてきた教育から抜け出さなくてもいい、社会からも受け入れられる、男性は喜ぶ・・・まあ、今の社会で楽に生きられるよ。それもひとつの手だし。

それはやだ!って考えると、この映画みたいにどっかにエスケープ?

私には逃げる場所がないなあ。

(評価:★4)

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