[コメント] バレット・モンク(2003/米)
そこそこ笑え、そこそこ興奮できる。金をふんだんに遣ったB級作品と割り切って観るならこれで充分なんでしょうけど、ユンファの使いっぷりが勿体ないですね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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直訳すると『弾丸坊主』?原題は『BULLETPROOF MONK』だから、直訳すると『防弾坊主』か。どっちもセンス無いな。製作にジョン=ウーを迎え、『男たちの挽歌』(1986)のコンビで作られたアメリカ映画。製作だけとはいえ、ちゃんと二丁拳銃を出すというサービスはあるものの、出来としては並か?秘伝書とかの設定は引っ張っているけど、なんとも中途半端な作品に仕上がってしまった。
思えば70年代、ブルース=リーの登場によってハリウッドは東洋ブームになって、功夫や日本人の剣士果ては忍者までが入り交じってアクションを繰り広げるB級作品が結構流行ったものだが、20年以上も経過して、そのまま衒いもなく同じ物語が作られたと言うのが面白い…進化無いと言うべきかも(笑)
チョウ・ユンファはむしろハードな拳銃使いの方がイメージには合ってるのだが、ここでは軽めの拳法使い。それはどうなんだろう?今ひとつ乗り切れてない感じがしてならない。
結局その違和感が最後まで続いてしまった。準主役となったスコットがそこそこアクションを見せてくれてるのと、ジェイミー=キングがキャットファイトやってくれるのが面白かったくらいかな?
ところで何かラストは“続く”という感じを受けるが、ひょっとして『ハイランダー』(1986)化するのかな?
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