[コメント] 戦闘機対戦車(1973/米)
あり得ない事が起こるのが戦場。これくらいぶっ飛ばしてこそ楽しい。これぞ映画だね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これはアイデアの勝負。本来戦闘機と戦車というのは勝負にならない。戦闘機は空中戦用なので、戦車に対しては威嚇程度しか役に立たないし(爆装すれば話は別だが、そう多くは積めない)、対して地べたをはいずり回る戦車は当たり前だが地上用なので、戦闘機と戦うなどあり得ない。
それを戦闘機を飛べなくしたお陰で、形の上で地上での追跡劇を演出する事が出来たのが面白い。更に戦車に乗る将軍を偏執狂的な性格にしたお陰で、通常考えられない執拗な追跡を演出した。
戦闘機の持つスピード感とか戦車の圧倒的な破壊力とかが全くスポイルされているんだけど、逆にだからこそ迫力が出せた。
映画にしてはちょっと尺は短いけど、アイディア勝負だけに、時間もほどよし。
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