[コメント] 戦闘機対戦車(1973/米)
スピルバーグの激突の影響下にあるようなテレビ・ムービー。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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以下、トブルク戦線に関して若干触れています…。
70年代初頭の『激突!』の成功はかなり大きな影響をテレビ界に与えたようで、類似の作品が多数製作されました。本作品もその例に漏れない明快なアイデアで見せきったテレビ・ムービーの一本では...と思っています。
執拗にスピット・ファイアを追い詰めるドイツ将校を演じたロイド・ブリッジスがとても印象的でした。
本作品はテレビ・ムービーということもあって、鉤十字を付けたシャーマン戦車にドイツ将校が「我が友パンサー」と呼びかけるような驚きのシーンがあるのですが、前半、英空軍機がドイツ車両部隊を空爆するようなお金が掛かった派手なシーンもあったりしました。が、これは、別の戦争映画『トブルク戦線』からの流用シーンだったようで、戦争映画の場合、戦闘シーンのフッテージ、ストック・フィルムが多数あるようなので、上手く流用すれば低予算ムービーでも派手な見せ場作りが出来るみたいです。
でも、フッテージのみならず、核となるアイデアがやはり面白かったです。この映画。
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