[コメント] マイ・ラブリー・フィアンセ(2001/米=仏)
映画を見終った人むけのレビューです。
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タイム・スリップしてしまった貴族のコメディ映画。『おかしなおかしな訪問者』のリメイク。
過去から時空を越えて未来にやってきた主人公の映画には『ニューヨークの恋人』があるが、この作品の場合、未来にやってきた主人公たちが2000年のアメリカにジェネレーションギャップを感じても未来の世界に馴染もうとか努力しようという姿が全く見られず、逆に中世期の規律を未来で当たり前にやったり、ジェネレーション・ギャップに対し全く進歩が見られないところが面白い。現代人とティボールト達との絡みでのギャップを見事に楽しめた。
ストーリー的にはアンドレとアンジェリークとの間で恋愛エピソードを盛り込んでいるが、全体的にはほとんどコメディシーンの連続で霞んでしまった印象。タイム・スリップ系映画としてコメディ演出はやれるだけの事は全部やり尽くしたという感じ。
主人公のキャラが未来にいても過去にまた帰っても変わらないというのもこの手の映画では珍しい。
気になる点としてはティボールトとアンドレは未来にジェネレーション・ギャップ感じているのに後から来た魔術師は普通に未来に慣れているのは違和感があった。また過去の時代でティボールトがロザリンドを殺したのなら未来の子孫であるジュリアはその時点で未来にはいないのではないかと思う。他にもジュリアが勘違いしていた、従兄弟のティボーの事についても、もう少し話として触れてほしかった。
それとラストでティボールトが過去に戻り自分を殺そうとした伯爵を脅すシーンがあるが自分のワインとロザリンドの毒入りのワインを交換してしまったために事の発端が起こるのだから交換する前に戻っても伯爵が脅される理由はまだないと思うのだが。
役者としてはジャン・レノとクリスチャン・クラビエのコンビは相性がよくて文句なし。ジュリア役クリスティーナ・アップルゲイトも悪態をさらすシーンまでやっていて頑張っていたと思う。控えめな役が多いアンジェリーク役タラ・リードは珍しくはじけた役柄だった。
(評価:)
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