[コメント] スプリット・セカンド(1992/英)
「デカイ銃だ!クソデカイ銃が要る!銃器課ぁ!!」「イエスかノーでは答えられない。死の哲学は僕の趣味で・・・」。水没ロンドンの哀愁メッキをベリベリ剥ぎ取る相棒大暴走。剥ぎ取る前後はもちろん、剥がれ始めの面白さ、一粒で三度美味しいバカ映画です。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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それにしても、やたら手口が込んでる割に頭の悪いモンスターでした。「I'M BACK」に始まり、歯型を残してみたり、記号を刻んでみたり、誘拐してみたり、手際が良いのか悪いのか、結局、何がしたかったんでしょうねぇ。
映画としても、環境破壊風刺らしきテロップから始まるのだけれど、脈絡もなく「中国では2008年はネズミの年だ!」だの「DNA(以下略)」「DNA(以下略)」「DNA(以下略)」だのと、あってもなくても本編に何ら影響もないであろう設定をわんさかぶち込んだ挙句に、「悪魔」と「悪魔」と騒ぐので、何だか別に人間が悪い訳でもないように思えてしまったり、後半から素晴らしい暴走を見せる相棒の前に回想の相棒の影は薄れる一方だったり、戦いは戦いで、水没駅なんていう色気の効いたスポットにあんな銃担いで乗り込んでくれりゃあ、熱くならない訳がないのですが、ところが、捻りもなく手榴弾を喰らわせたり、オマケ程度に電気なんか流したりするも、最終的には素手で心臓抉り出しという・・・あぁ、もうアホです。エンディング曲が爽やか。
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