[コメント] 悪魔の水車小屋(1949/チェコスロバキア)
パペットで表現するという事。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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憎らしいほどの顔つきと不気味な動きで恐怖心を煽る悪魔。悪魔退治の為に一晩中手回しオルガンを回し続ける男の必死な顔つきと次から次へと流れ出る汗。これは人間が表現するよりもパペットを使って表現する方がよっぽど迫真であり、手に汗握る。無言で一晩中繰り返される悪魔と人間との単調なやり取りを、固唾を飲んで魅入ってしまうようなこの鬼気迫る感覚は凄い。トルンカはパペットを使うという事がどういう事なのか、よく分かっているのだと思う。
(04.11.25記)
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