[コメント] 蝶々失踪事件(1947/日)
横溝正史の作品にしたら、えらいスタイリッシュだな。と思ったら…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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横溝正史の「蝶々殺人事件」の映画化作品。
この原作は読んだことがあるのだが、いざ映画になったこの作品を読んでみると、どこか横溝正史らしくない作品になってしまった。名探偵こそ登場しないものの、都会的な演出と言い、強引な謎解きの構造と言い、妙な色気の出し方と言い、横溝正史ってより、むしろ…江戸川乱歩っぽいな。
そんなことを考えて、作品解説をネットで読んでみたら…あらら?監修が江戸川乱歩?なーるほどね。と言うか、ライバルである横溝正史の作品を江戸川乱歩が映画で関わってたなんて、そっちの方がニュースなんじゃないか?
結構特異な位置づけにある作品だと言って良かろう。
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