[コメント] スプリング・イン・ホームタウン(1998/韓国)
歴史に翻弄される朝鮮半島に対するやや冷めた目線で自分たちのルーツを描いている。「韓国」はこの映画の上にある。
現在の韓国が立っている場所を描いている。今の韓国人が歴史を感じるのには、素晴らしい映画なのだろう。
シーンの省略とロングショットで観客に随分と解釈を預けた映画なのだけれども、何を明確に描いて、何をそうしなかったか、という構成において、センスや緻密さにやや欠ける部分があるような気がしてならない。それでも、その映像美と家族・村の姿など、それを差し引いても伝わってくるものだけで、この映画には十分感動して、余韻を感じることが出来る。
メインとなる家族、父、姉、息子、そしてその友だち。それを取り巻く村。それがこの時代
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