[コメント] ビアンカ(1961/伊)
観る文学作品。良い意味でも悪い意味でも。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
文学の薫り高き映画。ジャン=ポール・ベルモンドが若く、ハンサムな青年ギーゴを好演している。
こういった文学風の映画と言うのは作り方次第では大変面白くもなり、逆に真に退屈なだけの作品になったりもするものだが、この作品はどっちかというと後者だったようだ。社会の底辺にある人々を全く等身大に捉えるのは、方法としては悪くないし、ストーリーも緩急取り混ぜてあったのだが、如何せんメリハリの付け方が今ひとつと言った感じ。演出の問題かな?オチもいかにも、と言った感じ。 まるで文学作品を読むように観ていることが出来るので、そう言うのが好きな人だったらお勧めできる。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。