[コメント] モンテカルロ殺人事件(1992/米)
コメディ映画として見ると、コメディキャラを演じる役者たちの演技がぶつかり合っているという感じで、要所要所は笑える部分もあったが、後半は段々飽きてきてしまう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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どたばたサスペンスコメディ映画。
たまたま出会った二人の男女が偶然通りかかった迷い犬を保護し、飼い主まで届けるつもりが、飼い主の屋敷のガレージに死体があったために取り乱して逃走するといった展開。
このカップルと同時進行的に展開されるギャンブルをしに来た二組の夫婦のエピソードがカップルのエピソードと絡むことなく話が進むので、ストーリーが掴みづらかった。さすがに中盤、それまでのストーリーと繋げるためにジェームズ・ベルーシ演じるニールがたまたま拾ったトランクにカップルが見つけた死体が入ってたという展開に持ち込むのは無理があったように思う。
ただ、エピソード的にはジュリアンとフィービーのカップルよりも死体を見つけたニールとマリリンの夫婦のどたばたぶりの方が面白かった印象。
しかし、推理物の映画を期待するとかなり裏切られる展開で、コメディ映画として見てもコメディキャラを演じる役者たちの演技がぶつかり合っているという感じで、ところどころ笑える部分はあったが、後半は段々飽きてくる。事件の捜査に出てきた刑事の存在も中途半端。
ただ、フィービー役のショーン・ヤングやマリリン役シビル・シェパード、エレン役オルネラ・ムーティといった女優陣の演技はなかなかよかった。ニール役ジェームズ・ベルーシとシビル・シェパードの夫婦漫才のような絡みも面白い。
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