[コメント] デイ・アフター・トゥモロー(2004/米)
パニック映画にカテゴライズされるだけあって
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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映画館で見るにふさわしいシーンが多々あるし、 環境問題への警笛的な意味合いとしては、 見る価値のある作品と思う。 だいたいこういうことを考えれて、 かつ映像化するというのは 本作に限らず凄いことだと思うし。
けど、構成が下手すぎるのが痛い。
どうして、こんなに激しい作品で眠くなるのか? それは、いくつも散りばめたテーマが、 陳腐で、また、演出も飛び飛びで、 見るに耐えない箇所が複数あるからだろう。
父の行動。息子の期待。 そんな親子愛も、私にはしらけるものでしかなかった。 泣けるはずの材料を用意しておいて、 うまく調理できなかったといった感じ。
ひとりの男が行ったところでどうなる話でもないだろうに。
そう思ったところで、 彼らが熱演すればするほど醒めていく自分に気がつく。
いやいや、私が歪みすぎてるだけかもしれませんが。
とは言え、予定調和すぎるクライマックス以降も なんだかなぁという感じ。
もっと焦点を絞って大きな感動をどかんともってきて 欲しかった。 そういう意味では、「アルマゲドン」のがベタだけど、 感動大作、なんてキャッチコピーにふさわしいわね、などと思ってみたり。
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