[コメント] エーミールと探偵たち(2001/独)
最後の都合のいい展開はさすがに興ざめ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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金を盗まれた少年がベルリンに住む子供たち共に盗んだ犯人を捕まえる冒険コメディ。エーリッヒ・ケストナー原作の「エーミールと探偵たち」の映画化。
児童文学を映画化しているからか、どう考えてもありえないだろうという虫のいい展開が目立つが、一見、お気楽に見える子供たちの家庭の悩みや大人たちへの不満といったものも描かれていて、単純に子供が活躍するだけの作品に終わらせなかったのはよい。
しかし、終盤で犯人を捕まえたエーミールがアメリカの貴婦人から謝礼で5000マルクの大金を手に入れたり、父親も最初に受かった訪問販売ではなく、もっと給料のいい職に就けることまで決まるという都合のいい展開はさすがに興ざめ。
全編、お気楽で御都合主義性の強い展開はまだ許すとして、たくさん登場する子供たちが歌で特技を紹介してるのに、その個性が全然生かされず、活躍のバランスも悪かったのはどうにかして欲しかった。
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