[コメント] SPUN(2002/米=スウェーデン)
賛同できかねるダウナーな内容ながら、ビリー・コーガンの音楽含めて微妙な哀感にどこか共感してしまう映画だった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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プロモビデオで有名なヨナス・アカーランドが監督。
プロディジーとかでも「とぶクスリ」的な映像もあったけど、映画はまんまドラッグ漬け。でも「レクイエム・フォー・ドリーム」とか見てるのであんまり驚かない。早回しとかアニメとかで笑っちゃうくらい。
全体的にまったりしたダメ人間のダウナーワールドが展開されて、じわじわと凹みます。特にミッキー・ロークがハマリ役のようなヤバイ暴力系調合師で、またテンガロンハット被ってた。どいつもこいつも救いのないキャラの中でもさらに最上級にダメダメだったので、最後の落とし前がせつないかんじ。
キャラ合戦で他に面白かったのはオカマのエリック・ロバーツ、マヌケなハードゲイ風コンビが笑わせるピーター・ストーメアと誰かさん。あとキレっぱなしのジョン・レギザモのち○ポに吸いついた象さんにはものすごい苦笑い。
ブリタニー・マーフィは、表情やいでたちなど地ではないかと思えるほどビッチが板についてた。あのやせた体で胸の谷間は不自然。やっぱ入れ乳なのかなぁ。日本人でこの役やるならさとう珠緒。化けると思うね。間違いない。
幸か不幸か僕は酒もタバコもダメな体質の「わかってない」人間なので、ドラッグが日常化している前提そのものが理解しにくいのだが、テレテレした行間からにじみ出るせつなさは感じ取れたような気もする。
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