やってくれますな、サム・ライミ監督さん。

本来のヒーローとはちょっといや、かなり異なったヒーローをつくってくれました。 なんたって、守るべき人々の前に顔をさらし、コインランドリーでスパイダーマンの変身スーツを洗い、ビルから飛び移るのを失敗して車に上に落ちてきてみたりダメダメヒーローじゃないっすか。 それでも、彼を応援してしまう。

なぜなら、彼が葛藤に葛藤をかさねているから。 本来のヒーローはそういった側面がみあたらない。 けれど、ピーターは悩みまくる。思いっきり悩んじゃうのです。 それも、うじうじと。

３ではそんなピーターがどのように成長するのかたのしみでもあります。