[コメント] NY検事局(1997/米)
潔癖正義感男が、世の中がいかに灰色で割り切れないものかに、やっと気づくまでを描いた映画。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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あんたが話をややこしくしてんのよ。
つーか、こんな男が出世して権力を持つなんてありえないでしょ。病気で倒れた前の地方検事の「取引、取引、また取引だ」の言葉に重みがあった。そして自殺したジェームス・ギャンドルフィーニの名演技をはじめとして、脇役陣がうまい。
主人公の葛藤は潔癖性で極端な正義漢のためで、そんなものは庶民がニューヨークで毎日を生き抜くことに較べれば屁でもないと教えてくれる良い映画。
でも淡々として地味な演出が好きです。
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