[コメント] 大草原の渡り鳥(1960/日)
シリーズ中、最も安定感があります。逆に言えば、最も個性がない作品なんですが。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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珍しく前作『赤い夕陽の渡り鳥』の設定を受け継ぎ、同じ人物も登場する作品になったが、やってることは本当に全く前作と同じ。宍戸錠の扱いも、単なる殺し屋に落ちてるし、何より前作と同じ名前で別人を演じてるのも、かなり混乱する。同じキャラを引き継いでいる以上、宍戸錠の立ち位置は全く違ったものにしないと駄目だったんじゃないかな?
一応アイヌ差別という問題は表面的には扱っているものの、その描き方も古い西部劇のネイティヴの扱いから一歩も出ず。かなり馬鹿にしてるような印象さえ受けるのだが。
それでも典型的な物語は当時かなり受けたらしい…今の目からすると、それ自体が謎。
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