[コメント] プレデター2(1990/米)
この映画を観る際、シェイクを飲みながら観るのは避けるべき。特に残ったシェイクをずるっと飲み込む辺り、ちょっと嫌な気分になること請け合い。逆に悪趣味なのが好きな人には絶対お勧め。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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前作のシュワルツェネッガーを主人公とした、ほとんど「ばけもん同士のどつき合い」から一転。舞台を大都会に移し、ごくごく普通のタフな刑事物にしてしまった。別段悪役にプレデターを使う必要がなかった気もするが、この転換は良かったんじゃなかったかな?1と2の間で、視聴者のニーズそのものが大量消費型ヒーロー路線から明らかに転換したのを思わせる。ある意味この『プレデター』という作品は映画史におけるメルクマールになっているのかも知れない。
前作から引き続いて登場したプレデターだが、前作では碌々設定も見えなかったのが、大分その正体が明らかになってきた。この漫画版が出たのも(そしてゲームが出たのも)、この2があってのこと。設定マニアとしては、ラストのシーンは色々想像できて楽しい。
ただ、物語にはやや難がある。と言うより、キャラクターがあまり活かされてない気がする。グローヴァーを中心に持ってきたのは良いんだけど、相棒のビジーの役割が中途半端。この手の作りだと、彼の役どころは、すぐに死んでプレデターの強さを強烈にアピールするか、あるいはグローヴァーと協力して最後は意地を見せると言う風に作るべきだったのでは?中途半端に長生きした分、妙に浮いて見えた。
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