コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ライディング・ザ・ブレット(2004/米=独=カナダ)

ひとつひとつのエピソードは良いものの、それを映像にすると雑なのか何なのか、チープ感漂い恐怖が薄れ勿体無い上、 主人公のキャラに感情移入出来ないし、全体的にテンポが悪く、何もかもが中途半端で惜しい感。
リア

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







充実した学生生活を送っているように見えるアラン(ジョナサン・ジャクソン) だが、ブラックユーモアを吐くもう1人の自分。ニヒルな世界観。 その心は、実際は生きる目的を失い死の観念に囚われていた。 ってさあ、 友人・恋人、何不自由ない生活。 親の引いたレールを歩んでいる訳でもなく、誰かに干渉され縛られているわけでもない。 何がそんなに不満なの。 トラウマ・アンチ人生になったきっかけって言ったって、結構ありそな内容と感じてしまったし、 他人に厳しく自分に甘い駄目人間な1人としては、「甘ったれじゃん。」 と、アランにアンチ感情を抱いてしまったので、 当然の事ながら感情移入も出来ず、映画にのめり込む事が出来ずに終始冷めた目線でしか観れなかった。

虚無的な考えの役どころ設定なら、もっとそれらしく徹底して欲しかった。ブラックユーモアにしても然り。(『コンスタンティン』 でも物足りなさを感じたな) 顔立ち整っているけれど、細身で白くてちょっと病的な感じなアランの容貌は役にマッチしてましたが。

'05.08@新宿トーア

(評価:★2)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。