[コメント] ダンシング・ハバナ(2004/米)
主人公たちが元々ダンスが得意な設定のため、練習に励んでも従来のダンス映画ほどの盛り上がりが感じられない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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アメリカ人少女とキューバ人青年の恋を描いたダンス映画。異人種の男女の恋愛を絡めたダンス映画という点は『セイブ・ザ・ラストダンス』のような感じ。
身分や人種の違いという要素を絡めてはいるが、ケイティが親に内緒でキューバ人青年ハビエルとダンス大会に出ていたという問題すらあっさり解決するし、展開もスピーディーでテンポもよいため、あまり愛の障害という感じがしなかった。色々と登場人物を出しているのだから、もっと主人公たちのサポートや障害になるような役回りを作るべきだったと思う。
それに、この映画の主人公たちはキューバダンスに長けた青年と両親がダンサーだったため、ダンスの基礎は知っている少女という元々ダンスが得意な設定のため、ダンス大会のために練習に励んでも従来のダンス映画ほどの盛り上がりが感じられない。
また、ラストもダンス大会での優勝という目的を途中で放棄して、革命に引き裂かれる主人公たちの悲恋というオチに落ち着くのも、ダンス映画としては中途半端な結末でいまいち。
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