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[コメント] ハッカビーズ(2004/米)

不調続きの時、精神がちょっと壊れて、何て事無い事に”何か意味があるはずなんだ!” って気になりだして、どうしようもなくなる事ってあると思う。 そんな時に限って狡賢くて要領良い奴が身近に現れ、超順調だったりして、ますます惨めになってどーしよーもなくなるの。 で、八方塞りになって何が正しいのか分からなくなって、やる事なす事悪循環で…。
リア

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







と、多少の感情移入はあったものの、哲学探偵夫婦の存在が大きくやり取りが哲学的過ぎて、楽しく映画を観ると言うより、説教聞いてる感がどーも強くて辟易・退屈してしまった。

最近観た『銀河ヒッチハイクガイド』 でも、”あー…哲学的な話題はいーよ。。” と思ったので、単に私が ”宇宙って?私って?人生って?” 等をモチーフとした映画が今、好みではないので、本作に対する評価が低いだけなのかもしれませんが。。

とまぁ、大した感情移入もなければカタルシスもない。だらだら説教垂れてばかりもいけないと、観客の注意を引く為に随所随所に笑いも取り入れて…と言った感じな出来。

哲学探偵夫婦の存在自体は面白い反面、節度を越えてて不愉快になったりもした。 カテリン(イザベル・ユペール) の登場で、不愉快さに拍車が掛かった。

ナオミ・ワッツ は好きだけれども、ハッカビーズの顔としては少々歳食い過ぎてやしないか!? もぉちょっと若くて健康的色気のある女の子の方が合ってそーだぞ!?と最初は思いましたが、 いつまでも人目気にして綺麗に着飾ってるうちに自分を見失いかけつつあり、仕事・生活(彼)に関しても自分を見つめ直すお年頃な配役かぁ…と、後半で思ってからは、適役な配役だなーと思いました。

アルバート役の ジェイソン・シュワルツマン は、『スパン』 の時は気持ち悪って思ったんですが、『奥さまは魔女』 では結構良く見えて、本作では時折 コリン・ファレル に見えちゃったりしちゃってーーー♪味のある顔で今後注目です。年下(2つ)ってのも気に入りました。

'05.10@恵比寿ガーデンシネマ

(評価:★2)

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