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[コメント] リア王(1970/露)

野にも面(つら)があるのだ
地平線のドーリア

演出、撮影、美術、衣裳とすばらしい出来だ。だが、ロシアの大自然に、リアが立つだけで、これはもうこの映画の勝利を呼んでいる。圧倒的だ。

こんな風景が撮れるロシアがうらやましい。日本映画に足りないのは、風景だ。風景、野面(のづら)というものの大事さをみんな忘れている。ぱっと見て、感じる風景の力。それも一つの大事な顔なのだ。

(評価:★5)

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