珍しくアレンが脇役に徹していてある意味新鮮だったけど、やっぱり存在感は抜群。特にアマンダ（クリスティーナ・リッチ）が浮気をしていると見抜くシーン。それまでアマンダが浮気をしているかも知れないなんて事は物語に一切絡んで来ないのに、突如ドーベル（ウディ・アレン）の口を突いて出たこの言葉。しかも「そういう目をしている」ってベンチにふんぞり返って、何突然言い出すんだこのオッサン！ていうあのシーンがとても面白かった。しかもそれが当たってたってのがイイ。

それからアマンダの母親とドーベルがどうにかなるのかなーと思って観てたんだけど、結局どうにもならなくて、その裏切られ感も心地よかったです。

それにしてもこぢんまり感というか、やたら小さくまとまってる感があって勿体無い気がしました。

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08.04.14　記