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[コメント] フューチャー・ゲーム(2001/仏)

ゲーム映像風の画像でアクションシーンを作っているところに監督のこだわりが感じられる。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







自分で考えたゲームの開発に取り組む青年の青春映画。

ゲーム好きの主人公の青年トニー(サイード・タグマウイ)が、自分の考えたゲームのアイデアをゲーム会社に横取りされ、見返してやろうと、昔の仲間を巻き込んでゲーム開発に取り組む姿が感動的。特にゲーム好きの趣味を捨てて、真面目にサラリーマンをやってきた昔の仲間のリュック(アレクシス・ロレ)が妻の浮気をきっかけに会社を辞め、昔の青春を取り戻そうとトニーたちとゲーム作りをするところがなかなかよかった。

内容としては、後半のゲーム開発の過程に入ってからは、よくあるサクセスストーリーとなってしまった感じで、感動的ではあるがもう少しひねりを入れてほしかった。

映像面では、前半のカー・アクションや終盤の格闘シーンをゲーム映像のような感じに見せているところや、ゲーム製作過程を細かく描いているあたりに監督のこだわりが感じられてよかった。

(評価:★4)

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