[コメント] エミリー・ローズ(2005/米)
「悪魔」という観念か、「医学」という観念か。
「悪魔」や「神」はキリスト教というある宗教の中の「考え方」で、元々その考え方をしない人にとったら、どんなに不思議で恐ろしいことが起こっても、「悪魔の仕業だ!」とは考えられない。 しかし、「悪魔憑き」が一つの考え方だと提言するなら、「医学」的にそれを見ることも、一つの考え方に過ぎない。 この映画が法廷劇として、「悪霊の仕業だ。」という側と「病的(医学的)なものだ。」という二つの視線から描かれたことによって、どちらを信じるのも自由だし、どちらが正しいというわけでもないというの知った。(06/11/19 DVD)
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