[コメント] チェケラッチョ!!(2006/日)
正直、主人公たちとラップの繋げ方が強引な印象で、ちょっとこじつけっぽかったのが辛い。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ラップに目覚めた高校生三人の青春映画。
将来を見出せず、無気力な生活を送っていた高校生たちがライブで見たラップに感動しバンドを組むわけだが、正直、主人公たちとラップの繋げ方が強引な印象で、ちょっとこじつけっぽかったのが辛い。
そもそも、ドラマにしたって主人公の透と水族館で出会った渚がメインになっていて、ラップの練習シーンはおざなりだし、ラップに励むことでの主人公たちの成長というものが見えないので、何かテーマ性の乏しさを感じる。透を好いている唯の扱いも中途半端。
終盤の透たちのラップライブのシーンの出来は悪くなかったが、せっかく渚のお別れのためのライブなのだから、渚との別れ際で彼女と涼太と復縁させるのは後味を悪くするので出来ればやめて欲しかった。
役者的には渚役の伊藤歩は透が夢中になったり、唯が嫉妬するだけの魅力を感じさせる演技で、なかなか素晴らしいキャスティングだった。
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