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[コメント] ゲド戦記(2006/日)

ジブリにしては珍しく最悪の前評判(平たく言えば悪名高きクソ映画)。そしていざ鑑賞して分かる酷い内容。それでも二つ星にしたのは岡田准一の魅力に尽きる。勿論、所詮はド素人のアフレコだから棒読みという評価は避けられないが、甘い声質と謎めいた役作りが妙な感じで面白い。
HILO

世界三大ファンタジーの指輪、ハリポタ、ゲド。最初は『風の谷のナウシカ』ではなく『ゲド戦記』が映画化の予定だった。 そんな前評判に釣られた。 詳細は後述するとして岡田准一の声は良い意味で意外だった。 勿論、声優としては棒読みだが、甘い声質に不思議が魅力がある。 岡田准一自身が謎めいた役が多いので声の演技にも反映されてる。 タレント声優は岡田准一だけにしてあとは本職の声優にした方が良かったと思う。 その方が良くも悪くも岡田准一自身だけが目立った。

原作者がキレたが契約には逆らえず「あれは原作者である私が関与したものではない」と呆れさせた。 宮崎駿は当初製作総指揮の立場での監視を約束しながら契約後にあっさり裏切って降板した。 今のジブリはディズニーの傘下。 パクリ帝国ディズニーは裁判のスペシャリスト(盗作で訴えられても痛くも痒くもない)。 ジブリ程度はどうにでもなるが天下のディズニーでは相手が悪い。 ・・・とにかく挙げればキリがない黒い噂のオンパレード。 勿論、ジブリに黒い噂は付き物(パクリ帝国ディズニーと同じ穴のムジナ)。 それでも不思議と感動してしまうのがジブリだから。 不思議と感動してしまうジブリの力はジブリが造る絵の力と声優の演技力の賜物。 ところが肝心の声優が棒読みのタレント声優では白けて当たり前。

最後に希望のボイスキャスト。

ハイタカ/ゲド:菅原文太津嘉山正種 菅原文太は意外と上手いのだが貫禄のある役なので津嘉山正種の渋い演技に期待したい。

テナー:風吹ジュン 戸田恵子かな。ジブリではお馴染みの声優。

ウサギ:香川照之 お笑いタレントの加藤浩次。話題性があり俳優としても活躍していて意外と上手い。声優なら江原正士

テルー(テハヌー):手嶌葵 ジブリのロリコンは今更説明不要。

(評価:★2)

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