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[コメント] ゲド戦記(2006/日)

「千」「猫」「城」と連敗続きのスタジオジブリ。 今作は引き分けってとこかな?とにかく連敗はストップしたようだ。
pom curuze

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







吾朗さん、奮闘したね。お疲れ様でした。

まず1つ。 原作の事なんてちっとも興味なんぞ無い。どうでもいい。 原作に囚われる必要も無い。これは宮崎吾朗が創った映画だ。 あくまで原作は原作。それ以上でもそれ以下でも無い。

・・・と僕は思います。ごめんなさい。僕はそう思います。

さてと、映画についてだが・・・悪くは無かったよ。う〜む。 ストレートな作品でしたね。良くも悪くも。

過去のジブリ作品に比べ、画の質が低かった。質が落ちたのか、質を落としたのか。 結局どちらだったのか、判断つかず。

監督が変わったからといって画質が落ちるとは思えない。 こぢんまりした作品だと感じたので、それに合わせ画質を落としたのかな。 それにしては仰々しい音楽の連続が理解出来ない。 スケールの大きい作品のような音楽が不釣合い。 シンプルに見せたかったのか、大作に仕上げたかったのか。 中途半端と感じてしまった。

声優については相変わらず低レベル。これは今後も続きそうだ。 海外での吹き替え版を日本語字幕で見たいもんだ。もう諦めたよジブリさん。

手嶌葵さんの歌は素晴らしいね。いい声だなぁ。 歌唱力なのか、持って生まれた物なのか、絶妙な声の震え具合。 ビブラートとは言えない程度の、わずかな震えが素晴らしい。 慣れないレコーディングに、 喉が開ききらなかったのかな?それとも狙いかな?

これまた相変わらず辻褄の合わない話だったが、 メッセージがストレートに前面に出された分、作品トータルでの印象は良い。 パパの言ってた「素直な作り」ってのは、その通りだね。

何が言いたいかってーとねぇ。う〜む。特に無いのです。 歌に感動したんだ。よくワカラン所も多かったけど、素直な作品で 印象は良いんだ。音楽はやり過ぎだと感じたんだ。声優はダメだったんだ。 箇条書きになってしまうんだ。心に響く作品では無かったんだ。 そうゆう事です。

まとまりませんでスイマセン。だって作品自体がまとまってないんだもん。 オイラだってまとめられんわよ。悪かぁなかったの。だから引き分け☆3つ。

はてさて天下のジブリさん、これからどこへ行こうかね。 ついつい期待し過ぎるオイラ、そろそろ疲れてきちゃったよ。 もっとさぁ、何て言うのかなぁ。情熱のこもった作品が見たいのよ!

もっと力が入ってるヤツを頼むよ!もっともっとさ、 とことんまでエネルギーを注ぎ込んだ作品に打ちのめされたいのよ! こんな程度で満足してるの?オイラちっとも満足しないね!

もっとスンゴイ映画作ってさ、世間のみんなを ガツーンとブッ飛ばしてやんなさいよ!どうだコノヤローってのをさ! 「やっぱりジブリはスゲェ!!」って言わしてやんなさいよ! オイラだってそう言いたいんだよ!見返してくれよ! そんだけのチカラを持ってるんだからさ、手抜いてんじゃないよ! もっともっと、全力でぶつかって来いよ!天下のジブリが情け無いぞ!!

オイラいつまでだって待ってるからね!ずーっと信じてんだかんね!

がんばれジブリ!いけいけジブリ!!本気でブン殴れジブリ!!!

(評価:★3)

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