持参金目的の結婚を成功させるために交際している歌手と別れようと奔走する男のドタバタコメディ｡

のっけから多数の人物がいきなり登場し､ばたばたと話が展開する｡主人公が金目当ての結婚のために付き合っている今の恋人と別れようと奔走するわけだが､いきあたりばったりの展開の割にそれが上手くいってしまうのがなんとも都合がよすぎ｡しかも､結局､浮気した主人公が悪いのに､主人公は嘘をついていたことはほとんど咎められず､伯爵夫人と上手く納まってしまうのも何か解せない｡

ヴィヴィアヌ役のサラ･フォレスティエがルックスの良さもさることながら､映画の中のドレス姿も似合っていて､非常にかわいかった｡