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[コメント] アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵(2005/仏)

プリュダンス役のカトリーヌ・フロとベリゼール役のアンドレ・デュソリエのコンビは息がピッタリで、続編があれば見てみたいかも。
わっこ

**ネタバレ注意**
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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アガサ・クリスティ原作の「トミーとタペンス」シリーズの「親指のうずき」を現代のフランスを舞台に映画化した推理映画。

老人ホームで知り合った老婦人ローズから叔母が譲り受けた絵に描かれた家の記憶をたどって、主人公が引き取られたローズを捜し出そうとする展開で、プリュダンスだけでなく、夫のベリゼールのサイドも事件に絡んだエピソードを同時並行で描き、最後に事件に繋がる構成となっている。

のんびりとした展開だが、過去に起こった事件の真相を暴く伏線の張り方が割りと緻密なので、退屈せずに見れる。

ただ、老人ホームでの不信死事件や村で起こった子供の連続殺人犯人の正体はちょっとストレート過ぎて、それまでの伏線張りからすると、ちょっと肩透かしな印象。

とはいえ、プリュダンス役のカトリーヌ・フロとベリゼール役のアンドレ・デュソリエのコンビは息がピッタリで、続編があれば見てみたいかも。

(評価:★3)

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