[コメント] 氷の微笑2(2006/独=英=米)
B級はB級らしく、監督を選ばなきゃ…ついでに主演も選ばなきゃ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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かつて世を騒がせた『氷の微笑』(1992)から14年。再びシャロン・ストーンが危険な女を演じた続編。わざと身に危険を呼び込み、その緊張感で新しい小説を次々に書き上げるという魔性の女ということなのだが、何というか、もういい加減にしてくれという感じが強い。
前作は確かにストーンが極めてきわどい演技を見せたという事で話題にはなったが、実際にあの作品が面白かったのは、完璧にあれをB級に仕上げて見せた上で、見所と緊迫感を与えてくれたヴァーホーベンの力量、そして90年代という時代あってのこと。既にそう言ったサスペンスで飽和状態だった2000年代になってからは、最早個性が感じられない。大体続編だからって言って、ほとんどパターンを同じにしてしまっては魅力はまるでなし。
それにストーンがなあ。頑張ってるのは分かるけど、50近い女性が若作りしてやってる無理矢理感がどうしても否めないし、そもそもストーンそのものが好きじゃないし。というところか。
だったら観るな。と言われたらそれまで。気分悪くなる事が分かっていながら本当になんで私はこれを観たんだろう?
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