[コメント] キング 罪の王(2005/米=英)
人が狂気に達する速度は、意外と緩やかなのかもしれない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ただ素早いのも事実。 この映画の結末だけを最初に知ると、「幸せな一家を襲った悲劇」「残忍な犯行」「歪んだ社会が生んだ化け物の仕業」となるだろう。実際日本にもこの手の事件は起きていて、犯人はまだつかまっていないケースもある。犯人はどんな経路をたどってこの狂気の沙汰にいたったのか、結末だけを最初に知ってしまう外野には到底わからない。それをこの映画の中のガエル・ガルシア・ベルナルを通してみてみると、人が常軌を逸する行為は、案外、本人も気づかないうちに緩やかに、だけど思うより速く到達してしまうものかもしれない。その時には本人にも事の大きさや悲惨さにリアリティがないのだろう。
自分の中の初ガエル・ガルシア・ベルナル作品観賞。人気実力を兼ね備えてるというのは耳タコだったけど、ほんとにそうだ。ラテン系なのに癒し系ってはさみ撃ちもすごいし。そりゃ人気あるわ。それにもおとらずびっっっくりしたのが、ヒロインのペル・ジェームズ。この人は16歳の少女の役を演じていたのですが、実は撮影当時は27歳だったそうです。 ・・・・・完全にだまされた。ほんとすげー。。ガエルより年上じゃん・・・ もう少女にしか見えなかった。。『マッチスティックマン』のアリソン・ローマン越えだ。注目しちゃおう。(07/6/3 DVD)
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