[コメント] アマデウス(1984/米)
自壊する言語習慣。というのも、何人〔なにじん〕であろうと登場人物が皆、英語を話すアメリカ的な制作習慣の馬鹿馬鹿しさが…
というか、それを黙認する(アメリカ人はむろんわれわれ日本人も含めた者どもの)鑑賞習慣の馬鹿馬鹿しさのことなのだが、それが、モーツァルトに委嘱するオペラの言語をイタリア語とするか母語(ドイツ語)とするかヨーゼフ2世らが英語で論争する場面で、自重に耐えかねて崩壊する。
てなことを書きながら4点をつけちゃうのだから私、この謁見(そしてサリエリとの能力差が劇的に表象される)場面が大好きなのだけれど。
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