[コメント] 百年恋歌(2005/台湾)
最初のエピソードは爽やかで恋愛映画として十分堪能できる。それと比べると他の二つのエピソードは恋愛的な部分がやや希薄で、なおかつテンポの悪さも目立った。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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3つの時代を舞台に3組の男女の恋愛模様を描いた映画。
各エピソードごとに映像表現の仕方を変えているところはなかなか凝っている。主役の男女を演じる役者もエピソードごとに上手く演じ分けており演技への不満はない。
エピソード的には66年が舞台の「恋愛の夢」では主人公の青年の真意が今ひとつよく描かれないため、青年がせっかく兵役から戻って、前から好きだった女性に会いに行ったのに、既にいなかった彼女のことはそっちのけにして、秀美と関係を持ち、なおかつ秀美がいなくなると、今度は必死になって彼女の行方を捜してしまうという部分が何かしっくりこなかったが、恋愛ドラマの演出は爽やかで素晴らしく、テンポもよいので、恋愛映画としては十分堪能できる。
それと比べると他の2つのエピソードはキャラ設定ははっきりしてるものの、恋愛部分のテーマがやや希薄なので最初の話よりも印象が弱く、なおかつテンポの悪さも目立った。
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