[コメント] ママの遺したラヴソング(2004/米)
全体的にキャラ設定があまり上手に描かれてないのか、人物関係の把握にかなり時間がかかってしまい、三人と母親との関係性もわからない部分が多いので、ドラマが進展してもあまり興味がそそられなかった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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母の死をきっかけに帰郷した娘と母の家に住んでいる友人の男たちとの共同生活を描いた映画。
全体的にキャラ設定があまり上手に描かれてないのか、人物関係の把握にかなり時間がかかってしまい、三人と母親との関係性もわからない部分が多いので、ドラマが進展してもあまり興味がそそられなかった。
そのことが強く感じられたのは、ラストでパーシーとボビーが本当の親子であるということが母親の手紙で明かされる部分にある。見ている側はこの二人が始めから他人同士だという描写をはっきりとは見せられてないので、どうしても仲違いしてる親子の関係にしか見えず、ラストになって本当の親子だと明かされても、そのことに対する驚きが感じられないのである。
序盤でパーシーと母親、ボビーの関係を細かく描いていたら、もっと感動できたと思うのだが、キャラの描写が足らないせいで、せっかく三人の共同生活でストーリーを構築していたのに、意味があまり感じられなくなってしまった。
ただ、ボビー役ジョン・トラボルタの中年男のだらしない生活ぶりや情けなさはいい味を出していてよかった。
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