[コメント] アン・ハサウェイ 裸の天使(2005/米=独)
主人公がいかにも、遊び半分で不良ぶっている、裕福な家庭の世間知らずのお嬢様という感じで、主人公の行動には説得力があった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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平凡な生活に満足できず、刺激を求めた、少女の行動から起こる悲劇を描いたドラマ。
不良グループと付き合ったり、メキシカンギャングの住家に出向いて行ったりと、主人公が刺激を求めて起こした行動の代償を払うことになる姿が淡々と描かれている。
主人公がいかにも、裕福な家庭の世間知らずのお嬢様という感じで、遊び半分で不良ぶっている姿や、どう考えても危険だと察しがつきそうなことにも鈍感で、自分の行動から起こった悲劇に責任を感じても、あまりことの深刻さを実感してないところは説得力がある。
ただ、主人公自らの行動や嘘から悲劇が起こるのならまだしも、メキシカンギャングの住家に行きたがったり、ギャングの仲間に入りたがったのも、ましてやその行為で嘘をつき、悲劇の引き金となる行動を起こしたのがすべて主人公の友人であるのがややテーマの一貫性に欠ける。
アン・ハサウェイはイメージチェンジを図ってか、ヌードになったり、セックスシーンに挑んだりと体当たりで演じてはいたが、感情の起伏の表現の仕方はまだ今一歩という印象。
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