[コメント] 殯の森(2007/日=仏)
お墓の在り方、生の実感、介護の在り方、人生観などといったテーマが、「喪の作業」の物語を土台として、シンプルかつ直球勝負で提議されている。今作は、従来の追体験型・解答捻出型映画ではなく、参考事例型・思想提示型映画である。
つまり、「感情移入できる内容かどうか」「リアルと感じられるかどうか」といった問題は、監督自身始めから興味がないように思えます。端的に監督の思想・主張をどう受け止めるか、自分はどう考えるかが問われている作品だと私は考えますね。
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