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[コメント] リトル・チルドレン(2006/米)

「いい子にしてるのよ」…やばい、泣けた。
リア

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







なにか重大な事が起きないと、日々幸せを当たり前のよう享受している事、自分の行いの重大な過ちに気付かない。

日々の鬱屈の原因に向き会う前に逃げ、反日常が奇跡や運命に思えてしまう。

誰もが隣り合わせな現実。だからこそ、道を踏み外さないよう、こーゆー映画を見ると心が洗浄される思いだ。

性犯罪者ロニーの病気は治らない、彼自身重々分かっていたからの去勢。それを衝動的に行わせた理由。犯罪者は許せないけれど、心が痛んだ。

どんな犯罪者も所詮母の子。母のちからは偉大だなと、勉強になる。

大体、幼児に性的衝動が起き、実行し捕まる。…犯罪は犯罪、じゅうぶんにね。おぞましいと思うよ。だけど、成人女性ならあれもこれも〜な数多くの男性が蔓延る世の中、奴らは犯罪じゃない現実社会に不服だね。って本作から話題がズレたか。

ケイト 演じた女性のバックグラウンドが薄いのが残念。あんな小さな娘がいて、旦那とあんな仲(セックスレスなの?原因はケイトが拒んでるの?話し合いも避ける程、でも別れ話が出ない程醒め冷めなのお?)なのとかさ。

初めてケイトの裸体をみたけど、何か自然体過ぎて…初めて見た気がしなかったわ(笑)この親近感と、年の功な演技が好感で好きなんだけどネ。

080405 DVDにて

(評価:★4)

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