[コメント] 真・女立喰師列伝(2007/日)
「女」に開眼した押井。トレードマークだった犬のTシャツ姿ももうない。方向性を変えつつある押井の、これが序章となるか。6作の中では一部作品で撮影も担当している新人湯浅弘章が目を引く。
転換するきっかけとなったのは、「スカイクロラ」のインタビューでも強調されていたように、押井の実の娘との再会と別れ(すぐに結婚)であった。さらに愛犬ガブも亡くなったこともあって、人生を見つめ直してなにかひとつふっきれたようだ。
そこでこの作品である。たしかに今作はテーマが立喰師だし、最後のなんて「ガルム」への未練(まだ諦めてない?)だったりするんだけど、これまで避けてきた1話目のようなテイストの作品にあえて挑戦している姿がある。オープニングもあんなのが撮れるんだなあと意外だった。
もっか製作中の「スカイクロラ」、いったいどのような作品になるのか楽しみが更に増した。
1話目:まさか押井がヌードを撮る日がこようとは…。
2話目:この監督は「KILLERS」でも同じことしてましたなあ。
3話目:マブが微妙…?
4話目:女優を一番キレイに撮れてたのがこの作品。エンドクレジットで気づくが、1話目の撮影もこの監督。納得。
5話目:小倉優子に「バカなふりするのは、バカにはできない」などとよく言わせた!
6話目:押井が『蛇女』をたまたま見てから気になっていたという佐伯日菜子。雰囲気はまんまガルム。
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