[コメント] ミスター・ロンリー(2007/英=仏=アイルランド=米)
付きまとう胡散臭さ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ネットの普及などの環境の変化による、青年たちが心に抱える病の変化が問われている今、キャラ顔の否定という古いテーマにあえて取り組んだのは評価したいが、全体に胡散臭さが付きまとうのはきっとあの修道女のシーンのせい。
信仰が物欲と結びついたことで、彼女たちは神から見放されるが、それと孤独な青年とがどう関係するのか?「現代には純粋な信仰など存在しない」=「自分を信じて生きていくしかない」ということか?
なんにしてもあそこで宗教をもってこられたら不釣り合いな感じは否めないし、スケールを大きくしようとしているのか知らないけど、むしろ偽物臭が漂ってなんだか穿った見方をしてしまった。
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