演劇的な映画。ほとんどが舞台の上のセットで行われる。しかも全体を引きで捉えたショットが多く、そこでたくさんの人物がごちゃごちゃ言い出すので、誰が話しているのがわからず、人物の名前も頭に入ってこない。

ミステリ風に仕上げているが、肝心の事件のシーンや裏にある人間関係などをあらわすシーンが一切なく、すべて台詞での事後説明。ひどい映画だ。

しかもなぜか性器まるだしだし、えぐいベッドシーンもある。観客がよろこぶと思ってるのかね。

レンブラントというビッグネームに乗っかった駄作。レンブラントを徹底的におとしめて映画は終わる。何かうらみでもあるんですかね。