良くも悪くも評判通り。 特にお勧めは飛行機というロケーションを生かして、 グロいシーンを出来る限り隠してるのが好印象。

これならゾンビ初心者でも大丈夫だろう。

ただ飛行機本来の設定を考えれば現実からかなり逸脱しており、 面白いゾンビ映画を楽しみかリアリティーを優先するかが思案のしどころである。

グロいシーンを隠す為にゾンビの蟻地獄モードに突入してからは、 飛行機のセキュリティーという概念が後回しとなり、 ゾンビのワンマンショーとなりホラーなのに不謹慎にも白けてしまった（苦笑）。

シートベルトに縛られたままゾンビ化した為に、 シートベルトを外す術を失ってしまった可哀想（！？）なゾンビ。

アメリカ→パリという国際線でありながら何故か低予算のジェット機。

乗客の99%がゾンビになった割には画面に登場するのは10名から20名程度。

そしてなにより、 飛行機から弾き出されたゾンビの集団。

アイツらが地上で暴れる事で世界は人類滅亡になるんじゃないのか！？

最後は辛うじて脱出成功したがゾンビも脱出成功した為に、 生存者を追いかけるゾンビ達。

しかも機内の素早い動きの近代ゾンビとは打って変わって、 動きの鈍い古代ゾンビに何故か豹変。

いずれにしてもPart2が出るのは間違いないと思うので期待しよう。