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[コメント] 俺たちダンクシューター(2008/米)

ギャグ演出はそこそこ面白いがスポーツ映画としてはちょっと評価がしにくい。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







別リーグに吸収され、チーム存続の危機に立たされたバスケチームが存続を賭けて4位入賞を目指すスポーツコメディ。

映画自体は、チーム存続の危機に陥った弱小バスケチームが存続のために奮闘する、よくあるスポーツ映画なのだが、この作品は主人公であるはずのオーナ兼選手のジャッキー・ムーンがバスケ部分での出番がほとんどなく終わるという、何とも変わった映画。

本来なら、オーナでもあるはずのジャッキーがある程度チームを引っ張ったりする部分が見られてもいいはずなのだが、映画の中ではバスケの試合の合間のパフォーマンスでのギャグ以外は活躍があまり見られず、バスケ方面は新しくチームに加入した元スター選手のモニックスやチームの花形選手であるクラレンスがなぜか話の中心人物になってしまっている。

また、バスケの試合の過程も弱小チームだったトロピックスのクラレンス以外の他の選手がモニックスが加入したことで、どうバスケが上手くなり、チームがどのように強くなっているのかという成長が雑で、スポ根路線での盛り上がりがない。ラストでジャッキーが、突然、新しい戦術を閃き、活躍するシーンはあまりにも違和感があった。

ギャグ演出はそこそこ面白いがスポーツ映画としてはちょっと評価がしにくい。

(評価:★3)

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