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[コメント] ランド・オブ・ウーマン 優しい雨の降る街で(2007/米)

もんもんと自分探ししてる専業主婦の妄想用だとしても、
きわ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







完成度が低すぎる。これは公開当時メグ・ライアンの新作として売り出したんだろうか?いまでこそ娘役のクリステン・スチュワートが売れたからDVDパッケージも彼女が表紙になってるけど。それさえよくわからないくらいウリもツカミもわからん作品だ。『トワイライト』以来夢中になってしまったクリステン目当てに観ましたが、彼女はキルスティン・ダンストと反対で金髪がめっちゃ似合わない。濃い色の髪の方が絶対似合うし5倍はキレイにみえる!!そしてメグ・ライアンよ。お願いだからもうちょっとましな役を見分けられないのか。乳がんになって苦しんで髪も自分でそってとかさ、別にそのくらいで「熱演!」とか謳われるとでも思ったのか。ヒュー・グラントみたいに自分の得意分野を受け入れてその道で進んでいけばいいのに、欲出しちゃって。落ち目に拍車をかけるだけなのに。それにくらべて性悪ばあちゃん役のオリンピア・デュカキスの素晴らしいこと。『月の輝く夜に』でも素敵だったけど、この映画はあれから20年も経ったのに、さらに良くなってる。(「経ったから」と言い変えたとしても、どっちみちほんとすごい)笑うシーンは彼女のシーンだけ。かけあい相手のアダム・ブロディももちろん良い仕事はしてるんだけど。彼はふびんだな、こんな芯のない脚本でしかも白一点で。このアダム君は『The OC』でブレイクしたらしいですが、これを観るまでほとんど知りませんでした。『ゴシップ・ガール』にも彼と似たような雰囲気のペン・バッジリーという子が出てますが、アメリカ人は「ハンサムだけどちょっと不器用ででも思いやりがあって一途な男の子」っていうのを何かと好むようです。(ヒロインがモテ系の女の子の場合はほぼそういうキャラをあててる。)まあもちろん、日本人もそういうタイプ大好きですけど。 ラスト、誰か彼を救う女の子が出てくるんだろうと思ったら、そこにジニファー・グッドウィンが。こんな最後の最後のシーンでも彼女はちゃんと仕事してたよな。えらいよな。ナイスキャスティング。アダム君、彼女と幸せになってくれ。(10/7/24 DVD)

(評価:★2)

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