[コメント] ドロップ(2009/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
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興行収入からしても「当たり映画」であった為、ようやくレンタル。
・・・当時、同時期に公開されていた不良映画「クローズZERO2」を迷った末に選択し、劇場で観て大正解だったなとしか言えない出来にある意味ビックリ。 これ程までにプロアマの差が出ている映画が当時同時上映されていた事を皮肉に思う。
それ程までに、役者をはじめ衣装や喧嘩シーンひとつとってみても、差は明らか。 当たり前といってしまえばそれまでだが(逆に、そうでないと困る)。
ひとつ言うなれば、致命的なのは出演者の掛け合いが面白くない事。 台詞の間合いがことごとく違っているため、一切笑えないのだ。 恐らく脚本の段階で「あちら側」では爆笑モノだったのだろうが、品川監督自らメガホンを執っての映画化、であるなら、クランクイン後1シーン撮った段階でその部分は バッサリ切る勇気を持つべきだった。 それ程、お笑いというものを(監督のスキルなく)無理に映画に反映させる事をし、 結果として器用貧乏な出来に仕上がっている。 ストーリーに自信があるならなおさら真っ向勝負すべきだったのでは、と思う。 途中途中いちいち出てくる芸人たちも映画というものを茶化しているだけで、 正直お笑いに興味のない私からしてみたらただただ邪魔なだけであった。
お笑い芸人が大好きで、今話題のイケメンも大好きで、箸が転がるだけでも笑える、 という年ごろのお嬢様には、是非ともおすすめしたい。
私的には、ファンではないがこの映画に華を添えてくれた水嶋ヒロの顔と、 それでもほろっとしたラストシーンに★をひとつ足して、★2。
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