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[コメント] バビロン A.D.(2008/米)

ヴィン・ディーゼルのアクションは悪くないので、アクション映画としてはまずまずの出来。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







仕事の依頼で少女を6日間でアメリカへ届ける傭兵のSFアクション映画。

全体的に見ると少女オーロラを狙う敵組織の正体や目的がはっきりしない。

正体こそ、終盤でオーロラの母親が狙っていたことがわかるが、だったらなぜ、アメリカでオーロラを奪おうとする際に、オーロラを奪うために雇っていた殺し屋と銃撃を繰り広げるのか不明。

目的にしても、オーロラの特殊能力が重要そうなことを仄めかしているが、結局、最後まで詳しい目的が明らかにならず消化不良。

登場キャラに関しても、オーロラを守る修道女のレベッカが結局、敵側のスパイだったのかをはっきりさせてほしかった。それと、あれほどオーロラの存在意義を出していたのに、ラストでオーロラが出産した後の、トーロップとの別れもあっさりしすぎ。

展開的にも、終盤のオーロラをトーロップが救うアクションシーンは無理矢理付け足した感じで不自然だった。

とはいえ、ヴィン・ディーゼルのアクションは悪くないので、アクション映画としてはまずまずの出来。

(評価:★3)

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