[コメント] ウルヴァリン X-MEN ZERO(2009/米)
さすがに『X−MEN』シリーズよりも過去のエピソードでウルヴァリン中心の話を描くからか、他のミュータントたちの活躍が完全に付け足しになっているのが残念。
**ネタバレ注意**
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『X−MEN』シリーズに登場したウルヴァリンの過去を描いたスピンオフ作品。
さすがに『X−MEN』シリーズよりも過去のエピソードでウルヴァリン中心の話を描くからか、他のミュータントたちの活躍が完全に付け足しになっているのが残念。
ウルヴァリンの過去の経歴がある程度解るのは、ファンには嬉しいだろうが、人間ドラマとして見ると、ローガン(ウルヴァリン)の兄ヴィクターのキャラの位置づけが非常に安定感が取れていない。終盤で弟想いな面を見せる割に、ローガンが軍で仲を共にしたミュータントたちは抹殺しまくり、ローガンが愛したケイラにも結構冷淡なので、突如、良い面を見せられても違和感を感じてしまう。
また、ローガンを巡る人生が全部仕組まれたものだったのも、ありきたりで彼ならではの展開が少ないのももったいなかった。
最後のウルヴァリンが記憶を失うところもこじ付けとしか言いようがない。
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