[コメント] アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ(2009/仏)
パルクールを主体にしたアクションは前作同様に圧倒され、素直にすごさを堪能できる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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フランスのアクション映画『アルティメット』の続編。
今回は建設会社から賄賂を取り、ビル街を建設するために13街区の取り壊しを企むDISS(秘密保安局)の計画を阻止する展開。
パルクールを主体にしたアクションは前作同様に圧倒され、素直にすごさを堪能できる。
ただ、今回は敵の策略が絡んだストーリー構成にしたため、スピード感のあった前作と比べるとややテンポが悪い気もする。
また、今回は格闘アクションをシリル・ラファエリ、パルクールを駆使した逃走をダヴィッド・ベルとパートを分けていたり、終盤のDISSの部隊とのアクションも13街区のギャングたちの精鋭部隊に平等に活躍場面を作ってしまったために、主人公たちのコンビネーションが思ったほど感じられず、存在感が薄い。
中ボスとして登場するDISSの捜査官のローランも、格闘シーンがあるかと思ったら、終盤であっさり玉砕してしまったのも拍子抜け。
とはいえ、前作はアクションのすごさよりも、ストーリー展開の古臭さが気になったので評価が悪かったが、今回はある程度の世界観が確立されているので、それほど気にならずに映画を楽しめた。
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